Windows エンドポイントに影響する CrowdStrike の問題により 0x50 または 0x7E のエラーメッセージでブルースクリーンが表示される
対象モデル: Windows OS 搭載製品 ※ASUS 製 PC では、通常、CrowdStrike はプリインストールされていませんが、お客様側で CrowdStrike をインストールされた場合、かつ、以降の事象が発生した場合、本 FAQ に記載の解決策をお試しください。
問題内容: Windows エンドポイントに影響する CrowdStrike の問題により、0x50 または 0x7E のエラーメッセージでブルースクリーンが表示される場合があります。
事象発生時の表示: 以降の画像をご参照ください。(以下の例は英語ですが、日本語 OS 環境下では、日本語で表示される場合があります)
- ブルースクリーン(エラーコード 0x50 または 0x7E)
- リカバリースクリーン
解決策:
- 電源ボタンを10秒間押し続けて PC をオフにし、その後、もう一度、電源ボタンを押して PC を起動します。
- Windows のサインイン画面で、キーボード上の Shift キーを押しながら電源 > 再起動を選択します。
- PC が再起動してオプションの選択画面が表示されたら、トラブルシューティングを選択します。
- BitLocker 非対応/無効の場合
1. トラブルシューティング画面で、詳細オプション > スタートアップ設定 > 再起動 > セーフモードを有効にするを選択します。
BitLocker 対応/有効の場合
1. BitLocker 回復キーを求められた場合、スマートフォンなど別のデバイスを使用してhttps://aka.ms/aadrecoverykeyにログインします。お使いのマイクロソフトアカウントでログインし、デバイスに関連付けられている BitLocker 回復キーを確認します。
BitLocker 回復キーを確認するには、デバイス管理 > Bitlocker キーの表示 > 回復キーの表示 を選択します。詳細はWindows での BitLocker 回復キーの検索 - Microsoft サポートを参照してください。
2. BitLocker 回復キーが求められているデバイス名を選択し、BitLocker キーの表示を選択します。スマートフォンなどで確認いただいた BitLocker 回復キーを回復キーを求められているデバイスで入力します。 - PC を再起動します。
※PC が再起動したら、BitLocker 回復キーの入力を求められることがあります。PC が再起動したら、キーボード上の F4 キーを押し続けるとセーフモードで起動します。モデルによっては、セーフモードでログインするにはキーボード上の F11 キーを押す必要があります。 - セーフモードでログインいただいた後、スタートアイコンを右クリック → ファイル名を指定して実行を選択し、cmd と入力して OK を選択します。
- システムドライブが C:\ ではない場合、C: と入力してキーボード上のエンターを押します。こちらで C:\ドライブ に切り替わります。
- 以下のコマンドを入力し、キーボード上のエンターを押します。
CD C:\Windows\System32\drivers\CrowdStrike
※こちらの例では、C はシステムドライブです。こちらのコマンドにより CrowdStrike ディレクトリに移動します。
※CrowdStrike へアクセスできない場合、ブルースクリーンの問題が CrowdStrike に関連していないことを示しています。 - CrowdStrike ディレクトリにアクセス後、C-00000291*.sys と一致するファイルを確認します。次のコマンドを入力してキーボード上のエンターを押し確認いただけます。
dir C-00000291*.sys - C-00000291*.sys に一致するファイルを手動で検索し、それらを削除します。
- 次のコマンドを入力してキーボード上のエンターを押します。こちらで、確認したファイルを完全に削除できます。
del C-00000291*.sys - PC を再起動します。
追加の情報については、以下の説明を参照してください:
Microsoft: 社 Helping our customers through the CrowdStrike outage - The Official Microsoft Blog
Microsoft KB: KB5042421: CrowdStrike issue impacting Windows endpoints causing an 0x50 or 0x7E error message on a blue screen
CrowdStrike 社: Falcon Content Update Remediation and Guidance Hub | CrowdStrike
※掲載されている表示画面が英語表記の場合があり、日本語環境でご利用いただいている場合、実際の表示画面と異なる場合があります。
※プリインストールされているOS以外はサポート対象外となりますので、ご注意ください。
※日本でお取り扱いの無い製品/機能に関する情報の場合があります。
※本情報の内容 (リンク先がある場合はそちらを含む) は、予告なく変更される場合があります。
※修理でご送付いただく際は、ASUS カスタマーサービスセンターなどから特定の物などの送付を依頼されない限り、本体を含め、同梱されていた場合は AC アダプター、電源コードなど、通電系の物は合せてご送付ください。
※お使いのモデルやバージョンなどにより、操作・表示が異なる場合があります。
※記載されている機能の開発およびサポートを終了している場合があります。