[マザーボード] トラブルシューティング - 起動時に「CPU Over Temperature Error」エラーが発生する
システム起動時に「CPU Over Temperature Error!Press F1 to Run SETUP」と表示された場合は、<F1> を押してUEFI BIOS Utilityを起動し設定状況をご確認ください。
CPU Over Temperature Error はCPUの温度が高すぎることを意味します。次の手順に従ってトラブルシューティングを実施してください。
1. CPUクーラーのファン異常:
CPU Over Temperature Errorが表示された場合 <F1> を押してUEFI BIOS Utilityを起動します。下の図はEZ modeの表示です。
CPU温度異常: 1 の場所に赤文字で85℃表示されている場合は、温度が高すぎることを意味しています。
CPUファン異常: 2 の場所に N/A と表示されている場合は、CPUクーラーのファンが正常に動作していないかまたはファンが検出できていません。CPUクーラーのファンがマザーボードのCPU_FANヘッダーに正しく接続されていることを確認します。
2. CPUクーラーのファンブレードにホコリが溜まっていないか、破損していないか、回転速度が低下していないか、寿命などによりモーターや部品が劣化していないかなどを確認します。ファンブレードのホコリを除去するか、CPUクーラー・ファンを交換してください。
3. システムの電源をオフにして電源ケーブルを抜きます。CPUの温度が低下したことを確認してから、CPUクーラーを取り外しCPUに塗布された放熱グリスが硬化していないかを確認します。放熱グリスが硬化している場合は、硬化した放熱グリスを綺麗に拭き取り、再度新しい放熱グリスを塗布します。
4. CPUをオーバークロックするとCPUの負荷が増し温度が上昇します。マザーボードのBIOS設定を既定値にリセットして状態を確認します。ご参考: [マザーボード] BIOS設定をリセットする方法
オーバークロックを継続する必要がある場合は、放熱性能に優れたCPUクーラーに交換してください。
5. 上記のトラブルシューティングを実施しても問題が解決しない場合は、CMOSクリアをお試しください。ご参考: [マザーボード] CMOSをクリアするには?
トラブルシューティングを実施しても問題が解決できない場合は、正規販売代理店のお客様相談窓口またはASUSサポートセンターにお問い合わせください。