液晶ディスプレイの光漏れの判断
対象モデル: ノート PC、All-in-One PC、LCD モニター
液晶ディスプレイでの光漏れの現象に関して
液晶ディスプレイのイルミネート機能により、様々な角度(モデルによっては広い視野角に対応してない場合があります)で鮮明な画質と色彩性能を楽しむことができます。動画鑑賞でもゲームでも、この技術はより良い体験を提供します。液晶層は光を屈折させることができ、赤、青、緑の光の波長の屈折率の違いにより、見る角度によって色が異なることがあります。そのため、黒い画面を見ていると、画面の四隅に異なる色のズレが現れることがあります。こちらは液晶ディスプレイの自然な特性であり、異常な現象ではありません。光漏れは、特に薄暗い環境で黒い背景を表示する場合、画面の端や側面によく見える場合があります。
液晶ディスプレイの光漏れを確認する方法
光漏れを確認する場合は、周囲が明るい環境で実施してください。周囲の明るさが、単位面積あたり少なくとも150ルクスの業界基準を満たしていることを確認してください(例;一般的なオフィスでの照明の明るさ)。周囲が暗い環境での確認実施はお控えください。
以下のような液晶ディスプレイの光漏れは正常な範囲と判断されます。
図1: 一般的なオフィスでの照明の明るさである150ルクス以上の適切な明るさの環境で、黒背景を表示した場合も液晶ディスプレイで光漏れが確認できない場合は、正常な範囲と考えられます。
図2: 周囲が暗い環境(暗い部屋や薄暗い屋内など)では、背景を黒に設定して液晶ディスプレイを確認してください。この場合、光漏れが発生したとしても、正常な範囲と考えられます。
- 図1および2は同じモデルの液晶ディスプレイに属しています。
- 図2: 薄暗い環境で黒い背景の画像を見る場合、光漏れの発生が予想されます。この場合は、光漏れが発生したとしても、正常な範囲と考えられます。
液晶ディスプレイの光漏れ現象について説明します。
光漏れは一般的なオフィスでの照明の明るさである150ルクス以上の適切な明るさの環境でご確認いただけます。
図3:
液晶画面の光漏れ現象のトラブルシューティング
- 一般的なオフィスでの照明の明るさである150ルクス以上の適切な明るさの環境であることを確認いただき、デスクトップの背景を黒に設定し、光漏れが発生していないか確認します。
- 光漏れが続く場合は、図3の例を参照し、写真の撮影にご協力ください。その後、ASUS で確認させていただくため、ASUS カスタマーサービスセンターへご相談ください。
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