Coral M.2 Accelerator with Dual Edge TPUは、互換性のあるM.2 Key Eスロット*を備えた既存のシステムや製品に2つのEdge TPUコプロセッサを組込むことができるM.2モジュールです。
高速機械学習推論を実行
搭載されているEdge TPUコプロセッサは、1秒間に最大4兆回の演算(4TOPS)を2Wの消費電力で行うことができます。例えば、MobileNet v2などの最先端のモバイルビジョンモデルを、およそ400FPSの高速演算で電力効率よく実行することができます。
本モジュールに搭載された2つのEdge TPUを活用することで、2つのモデルを並列化したり、1つのモデルを両方のEdge TPUでパイプライン処理したり、さまざまな方法で1秒間に2倍の推論(最大8 TOPS)を実行することができます。
Debian LinuxとWindowsに対応
互換性のあるカードモジュールスロットを備えたDebianベースのLinuxまたはWindows 10システムに組み込み可能です。
TensorFlow Liteをサポート
一からモデルを作る必要はありません。 TensorFlow Lite のモデルは、Edge TPU上で実行できるようにコンパイルすることができます。
* M.2の仕様(セクション 5.1.2)では、Key EソケットにはPCIe x1の2つのインスタンスがあるとしていますが、ほとんどのメーカーは 1つのインスタンスしか提供していません。両方のEdge TPUを使用するには、両方のインスタンスをソケットでホストに接続してください。
詳しい製品・技術情報については、 Coral M.2 Accelerator with Dua Edge TPUのウェブサイトをご覧ください。