MILITARY-GRADE
世界でもっとも厳しく
テストされている
米国ミリタリーグレードの
ノートパソコン1
2023年以降に発売したミリタリーグレード対応のASUSの一般向けノートパソコン2は、米国の軍用製品調達規格としてもっとも新しくもっとも厳しい、MIL-STD 810Hに準拠したテストをクリアしています。その過酷なテストの内容は、テストカテゴリとしては12種類、テストの総数としては26にも上ります。世界でもっとも厳しいと言われるそれらのテストをクリアしているからこそ、ASUSのノートパソコンは、高耐久、高信頼、長寿命を自信を持って表明することができます。具体的にどの製品がどのテストをクリアしているのかはテストレポートとして公開しているので、是非そちらもご覧ください。
ASUSの一般向けノートパソコンのMIL-STD 810Hテストレポート
厳しいテストが
高い品質を実現
実際の製品テストでは、12種類のテストカテゴリに分けられた26のテストを実施しています。具体的には、過酷な環境での使用を想定した、極端な温度や湿度や高度での使用をシミュレートしたテストや、本体への激しい衝撃や振動といった日常で突発的に起こり得る状況を再現したテストなどです。
12
軍用基準のテストカテゴリ
26
軍用基準のテスト
衝撃テスト
1. 使用中の衝撃
電源オン、開封状態、40g、11ms、18回の衝撃
2. 道路で輸送中の衝撃
電源オフ、梱包状態、5.1~7.6g、11ms、3~42回の衝撃
3. 壊れやすさ
電源オフ、開封状態、30~50g、18回の衝撃
4. 衝突
電源オフ、開封状態、75g、6ms、12回の衝撃
5. 机上などでの衝撃
電源オン、開封状態、100mm
振動テスト
6. 二輪の荷車での輸送
開封状態で電源オフ振動周波数: 5~500Hz時間: 32分間
7. 車での輸送
開封状態で電源オフ振動周波数: 5~500Hz時間: 40分間
8. 公共交通機関での移動
開封状態で電源オン振動周波数: 5~500Hz時間: 60分間
高温テスト
9. 高温環境での保管および輸送
電源オフ、30~63°C、168時間、湿度5~44%
10. 高温環境での使用
電源オン、30~43°、72時間、湿度14~44%
11. 高温低湿環境での保管および輸送
電源オフ、33~71°C、168時間
12. 高温低湿環境での使用
電源オン、32~49°C、72時間
低温テスト
13. 低温環境での保管および輸送
電源オフ、-25~-33°C、168時間
14. 低温環境での使用
電源オン、-21~-32°C、72時間
15. 寒冷気候地域での保管および輸送
電源オフ、-37~-46°C、168時間
16. 寒冷気候地域での使用
電源オン、-37~-46°C、72時間
粉じんと砂じんのテスト
17. 粉じんの吹き付け
電源オン粒子密度: 10+/-7g/m3風速: 300~1,750ft/min温度: 60°C
18. 砂じんの吹き付け
電源オン粒子密度: 1.2g/m3風速: 28m/s温度: 60°C
高度テスト
19. 高い高度での保管
電源オフ、40,000フィート、-20°C、12時間
20. 高い高度での使用
電源オン、15,000フィート、5°C/40°C、12時間
凍結と解凍テスト
21. 凍結と解凍テスト
湿度: 95% RH温度: 30°C/-10°C時間: 1時間、3サイクル
湿度テスト
22. 湿度テスト
電源オフ湿度: 95% RH期間: 10日間
熱衝撃テスト
23. 熱衝撃
電源オフ温度: -51~71°C時間: 1時間、3サイクル
太陽光照射テスト
24. 太陽光の照射
電源オフ分光放射照度: 1,120 W/m2、49°C時間: 24時間、3サイクル
機械振動テスト
25. 機械振動テスト
電源オン振動周波数: 4~33Hz時間: 2時間
爆発性雰囲気テスト
26. 爆発性雰囲気
電源オン高度: 15,000~3,300フィート爆発性ガス: n-ヘキサン 95%
ミリタリーグレードの上を行くASUSの品質テスト
ASUSのノートパソコンはあなたの常識のさらに上を行きます。ASUSの一般向けノートパソコンは、通常の用途では想定されないような厳しいテストを独自に最大16種類も実施することで極めて高い堅牢性を実現しています。たとえあなたが北極を目指す探検家だったとしても、都会で飛び回るビジネスワーカーだとしても、何も心配することなく安心して使用できます。
耐久性テスト
ノートパソコンの物理的な限界に挑戦するテストを行います。
信頼性テスト
ノートパソコンの持ち運びを想定し、突発的な衝撃や衝突や擦り傷のテストを行います。
過酷な環境下でのテスト
ノートパソコンが過酷な気候でも使用できるかをテストします。
ノイズ & オーディオテスト
内蔵ファンの音など、動作音を最小限に抑えるためのテストを行います。
ESD テスト
ノートパソコンが静電気などに耐えられることをESD(静電気放電)テストで確認します。
EMI テスト
EMI(電磁干渉)テストを行うことでノートパソコンが他の電子機器に干渉しないことを確認します。
Wi-Fi 接続テスト
Wi-Fi接続時の安定性とパフォーマンスをテストします。
耐久性テスト
常識破りの耐久性
ASUSのすべてのノートパソコンは、物理的な限界に挑戦するような非常に厳しいテストを受けており、どんなに過酷な環境でも問題なく使用できる耐久性を実現しています。キーボードには最大1,000万回のキー入力テストを行い、液晶ヒンジには最大20,000回の開閉テストを実施、ノートパソコンを片手で持って会議室に駆け込む状況を想定した50,000回の本体ねじりテストも行います。また、物理的なもの以外にも、タッチスクリーンが常に正確に反応することを確認するテストも行っています。
ほかにも、各インターフェースに対して抜き挿しを5,000回繰り返すテストや、ケーブルの品質によって性能が大きく左右されないことを確認するテストも行います。かなり過酷なテストとしては、本体の天板と裏面に25kgの力を加える圧力テストがあります。これらの厳しいテストをクリアできたノートパソコンだけが、ASUSのロゴを冠することができるのです。
キーボード耐久性テスト
最大1,000万回のキー入力に耐えられるかをテストします。
ヒンジテスト
画面を20,000回開け閉めするテストを行います。
ポート耐久性テスト
各インターフェースポートに5,000回の抜き差しを行って耐久性をテストします。
パネル圧力テスト
天板と底面に25kgの力を加えても問題がないことをテストします。
ねじりテスト
本体のねじり剛性を確認するために本体に対して50,000回のねじりテストを行います。
タッチパネル精度テスト
自然で快適な操作を行えるようにタッチ操作に対する精度と応答性をテストします。
信頼性テスト
揺れや衝撃や
振動に耐える
ノートパソコンは持ち運ぶことを前提に設計されています。そして、持ち運ぶということは衝撃や衝突や擦り傷の可能性を排除することができません。ASUSのノートパソコンは衝撃テストや落下テストなどを行うことで、移動中に何らかのアクシデントが発生したとしても深刻なダメージを受けることなくその後も使用できることを確認しています。輸送時や持ち運び時を想定した振動テストも行っているので、遠くへの旅行や出張などの長時間の移動のときも安心です。
衝撃テスト
大きな加速度で衝撃を与えることで衝撃や衝突をシミュレートします。
落下テスト
板の上にいろいろな角度で落とすことで机への落下をシミュレートします。
振動テスト
5~500Hzの振動に耐えられることをテストします。
衝突テスト
輸送時や持ち運び時に発生する製品への衝突をシミュレートします。
過酷な環境下でのテスト
どのような環境にも
耐えられる
一般的なノートパソコンは、極端な高温環境や低温環境をはじめ、湿度が高い環境や高高度での使用でも正常に動作できない場合があります。しかし、ASUSのノートパソコンではそれらの環境でも問題なく使用できるように、過酷な環境に耐えられることを確認するテストを行っています。テストは電源をオンにした状態とオフにした状態の両方で行っており、昼間の砂漠のような最高60°Cの環境や、極寒の-30°Cの環境、蒸気が溢れ返る湿度90%の環境、さらにエベレストよりも遥かに上空の40,000フィートを想定した環境まで、さまざまな環境で使用できることを確認しています。
低温テスト
高温テスト
高度テスト
湿度テスト
ノイズ & オーディオテスト
静音動作を実現する
ASUSでオーディオ関連の開発を行っているGolden Earチームは、ノートパソコンで最高のサウンドを実現するためにすべてのASUS製ノートパソコンのオーディオ機能の設計とチューニングを行っています。その1つの取り組みが、ノートパソコンからサウンド再生以外の音を可能な限り排除するというものです。ASUSにはISO-7779に準拠したオーディオテスト施設があり、内蔵ファンなどのノートパソコンから出る音を最小限に抑えるためのテストを行っています。
ノイズ & オーディオテスト
EMI テスト
相互干渉の防止は
電子機器の安全確保の重要な要素
ASUSのノートパソコンはEMI (Electromagnetic Interference: 電磁干渉) に関するテストを受けており、電子機器同士の相互干渉を試験する、EUのEN55032規格およびEN55035規格に適合しています。外部の研究所からEMI証明書も取得しており、複数の電子機器が動作している環境でも問題なく安心して使用できます。
EMI テスト
ESD テスト
EU 基準を上回る
テストをクリア
ASUSのノートパソコンは、ESD (Electrostatics Discharge: 静電気放電) に関するEUの EN 61000-4-2規格が定めている接触放電電圧の最大1.5倍、気中放電電圧の1.25倍までの静電気に耐えられる保護機能を備えています。各部品には規格で定められている回数の10倍以上のテストを行っており、静電気が発生しやすい環境で使用したとしても問題なく使用し続けられることを確認しています。また、ASUSのノートパソコンは熱衝撃テストを受けており、2年間使用した後でも静電気からの保護機能が問題なく働くことが確認されています。
ESD テスト
Wi-Fi 接続テスト
高速で安定した
Wi-Fi 接続
ASUSのノートパソコンに搭載されているWi-Fi機能は、そのすべてにそれぞれのノートパソコンで最高の性能を発揮できるようにチューニングを行っています。また、一部の製品にはWi-Fiの接続可能範囲を向上できるASUS WiFi Master機能を搭載しています。ASUS WiFi Master機能は、電波干渉を最小限に抑えた高速で安定したWi-Fi接続を実現し、従来よりも広範囲で動画配信などをスムーズに楽しむことができます。また、ASUSのノートパソコンは工場出荷の前に熱衝撃テストを実施しており、2年間のWi-Fi性能が保証されています。
Wi-Fi 接続テスト
- MIL-STD 810Hのテストを行っているASUSの製品は、最大12種類のテストカテゴリに分けられた26のテストを実施しており、極めて高い堅牢性を実現しています。主要なノートパソコンブランドのWebサイトで2022年10月28日時点で公開されていた情報およびテストレポートを元にASUSで調査を行った結果、一般市場向けのMIL-STD 810H対応ノートパソコンの中でもっとも多い26のテストを行っていたのは、ASUSの一般市場向けノートパソコンのみでした。
- テストには米国軍用製品調達規格のテストとASUSの品質テストがあり、テスト内容は製品によって異なります。MIL-STD-810Hのテストは対応する製品にのみ行っています。MIL-STD-810Hのテストは製品の品質を保証するために行っているものであり、軍事利用できるということを保証するものではありません。テストは実験室という閉じた環境下で行っており、実際の使用環境とは異なっています。製品に対してテストの内容と同じことを行った場合に発生した故障などは保証の対象外となります。ASUS Premium Careに加入している場合には保証を受けることが可能です。