広帯域ネットワーキング
内蔵するデュアルIntel® 10GBase-Tのネットワーキングでは、データスループットを強化しデータセンターの効率を向上させ、従来より環境に優しい運用を実現。データセンターに必要な高密度、広帯域、低遅延のアクセスレイヤーネットワークを1枚の基板で構築可能です。
大容量記憶装置の収容能力と多様性
Z10PE-D16/10G-2Tは10基の6Gb/s SATAポートを搭載。大容量記憶装置を余裕を持って収容できます。設定を変更することで9基の6Gb/s SATAと、起動ドライブとして利用可能なM.2スロットの構成として使用することもできます。
また最新のPIKEソリューションに対応し、標準PCI-Eフォームファクタで複数のPIKE IIカードを1台のマザーボード上に搭載でき、拡張性と操作性を極限まで高めています。 PIKE IIカードを取り付けるだけで記憶容量を12GBへとアップグレードすることができます。
5基の第3世代PCI-Eスロット搭載
3基のPCI Express 3.0 x16スロットと2基のPCI Express 3.0 x8スロットを搭載し高い拡張性を実現しています。複数のホストバスアダプター (HBA) 利用をして応用範囲の広い拡張カードの搭載に対応しています。
高品質パーツ設計による高い効率性
厳選されたパーツだけを利用して設計を行い、従来モデルと比較して94%もの電源効率を改善することができました。
・Beat Thermal Choke:特別に設計された冷却フィンにより通常より3~5℃チョークコイルの温度を下げ、電力効率を高めます。
・Dr. MOS:高い安定性に定評があるMOSFETを採用。切替効率を最適化し、システムの効率化を高めます。
・DIGI+ VRM:1フェーズごとに細かく電力供給を管理し、発熱を抑えて電力供給を安定させます。
またASUSではサーバー製造メーカーとして世界で初めて12K固体コンデンサーを導入しました。この12K固体コンデンサーは摂氏65度では120万時間(摂氏105度では1万2千時間)の稼働を可能にし、等価直列抵抗(ESR)を軽減させることで発熱を最小限に抑えています。
ブート状態を可視化するクイックガイダンス機能
変化するシステムのブート状態を秒単位で可視化し、システムの診断を行えるクイックガイダンス機能を搭載。クイックガイダンス機能では
2つのフェーズで状況を確認することができます。
・フェーズ1:目まぐるしく変化するPOSTの状態を秒単位で発光表示し、システムブートがどの段階にあるのかすぐに把握できます。
・フェーズ2:デバイス検索情報を2桁のコードメッセージで表示し、スタートアッププロセスを総合的にわかりやすく表示します。
サーバーの遠隔操作管理機能
ASMB8-iKVMはIPMI 2.0に準拠し、遠隔操作でのBIOS更新、スタンドアローンKVM/Javaユーティリティー、動画保存機能、BSODキャプチャーを可能にします。対域外での管理に準拠し、サーバーOSがシステムダウンまたはオフラインとなった場合でさえも、KVMモジュールは引き続き24時間体制で遠隔モニタリングを行い、Webブラウザーを通じてGUI化されたユーザーフレンドリーな診断機能を確認できます。
またASWMエンタープライズソフトウェアでは、BIOSフラッシュ、ソフトウェア・ディスパッチ (ソフトウェアの管理配布) 、タスクスケジューラー、遠隔操作、電源管理を見やすいGUIを使って1対多対応の集中管理を行えます。