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  • インテル® Xeon® 6 ファミリーを搭載した先進の演算集約型サーバー

    急速に進化するハイパフォーマンスコンピューティングの分野では、効率的で拡張性の高いソリューションの需要がかつてないほど高まっています。この需要に応えるため、画期的なアプローチとしてサーバーのモジュール設計が登場し、データセンターの構造と運用を刷新しています。

    DC-MHSモジュラーアーキテクチャに組み込まれたインテル® Xeon® 6プロセッサー搭載のASUSサーバーは、さまざまなデータセンターのニーズに応える拡張性を備えており、お客様はカスタマイズされたデータセンターを構築し、必要に応じてインフラを拡張することができます。

  • 多様なパフォーマンスと効率性を実現する
    インテル® Xeon® 6プロセッサー

    インテル® Xeon® プロセッサーは、データセンターを近代化し、企業による集中的なコンピューティングタスクを高速化できるように設計されています。データセンターからエッジコンピューティングまで、さまざまな分野での積極的な導入をサポートします。

    ラインナップには、パフォーマンスコアと効率性コアの両方のプロセッサーを用意しています。異なるパフォーマンス特性を最適化するため、それぞれ独自のコアアーキテクチャ設計が施されています。Pコアのインテル® Xeon® 6 プロセッサーはパフォーマンスを重視し、E コアの Xeon® 6 プロセッサーは効率性とスレッド数の多い処理を重視しています。

    Pコア(パフォーマンスコア) Eコア(効率コア)
    卓越したパフォーマンス
    • AIワークロードのパフォーマンスが2~3倍向上*
    • メモリ帯域幅が2.8倍向上*
    • ラック密度が2.5倍向上*
    • ワット当たりのパフォーマンスが2.4倍向上*
    強み 演算集約型タスク エネルギー効率と並列処理
    アーキテクチャ これらのコアは、高い処理能力を必要とする用途において、要求の高いワークロードを処理し、より優れたパフォーマンスを発揮するように設計 負荷の低い複数のタスクを同時かつ低電力消費で処理できるよう最適化
    適用分野 リアルタイムのデータ処理、高性能コンピューティング、AIワークロード、膨大なコンピューティングリソースを必要とする用途に最適 データセンターやクラウドコンピューティング環境など、エネルギー効率とマルチスレッドのワークロードを優先する環境に最適

    • *第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーとの比較。2023年8月21日時点での前世代に対するアーキテクチャ予測に基づく。結果は異なる場合があります

  • マルチノードサーバー

    マルチノードサーバーは、CPUコア数とメモリ帯域幅が最も多く、高密度、高効率、高いメンテナンス性を持つプラットフォームです。金融サービス、生命物質科学、ロボティクスと製造業などの分野における高性能コンピューティング(HPC)や、自然言語処理、ビッグデータ分析、クラウドアプリケーションに最適です。

    ASUS RS920Q-E12
    ピークパフォーマンスを発揮

    最新のXeon® 6 CPUを搭載したASUS RS920Q-E12サーバーは、特に負荷の高いワークロードに適しており、効率的な処理とデータ管理を実現します。サーバーが最適なパフォーマンスを維持しつつ、オーバーヒートを防ぐためには、高度な液冷技術が求められます。この冷却方法は、強力なシステムから発生する高い熱出力を管理する上で不可欠です。これにより、要求の厳しい運用環境においても高い安定性と信頼性を実現します。

    • フォームファクタ:2U 4ノードサーバー
    • プロセッサー:8 x インテル® Xeon® 6900Pシリーズ、またはインテル® Xeon® 6プロセッサー(Eコア)、最大1024コア、2Uシステムあたり500W CPU(LCのみ)
    • メモリ:2Uシステムあたり最大96個のDDR5 RDIMM(6400MT/秒)およびMRDIMM Gen1(8800 MT/秒)
    • ドライブベイ:2Uシステムあたり16ベイ
    • 拡張スロット:2 x PCIe Gen5スロット(1スロットはLCキット用に確保)および1 x OCP 3.0メザニン対応

    ASUSのサーバーとサービスは世界中でご利用いただけます。詳細については、日本国内のASUS代理店までお問い合わせください。

    RS920Q-E12 with liquid tube
    ASUS RS720Q-E12
    拡張可能な高性能コンピューティング

    サーバーのバランス調整は、I/Oスループットを最適化するために不可欠です。これによってデータが複数のシステムに均等に分散され、ストレージ管理が簡素化されます。ASUS RS720Q-E12は、優れた拡張性により高いリソース利用率を維持できるように設計されています。この基本的なインフラストラクチャさえあれば、複雑な高性能コンピューティングのワークロードに対して優れたパフォーマンスを実現できます。

    • フォームファクタ:2U 4ノードサーバー
    • プロセッサー:8 x インテル® Xeon® 6700Eシリーズ、またはインテル® Xeon® 6 プロセッサー(Pコア)、最大688コア、2Uシステムあたり350W CPU(LCのみ)
    • メモリ:2Uシステムあたり最大64 DDR5 RDIMM(6400MT/秒)およびMRDIMM Gen1(8000MT/秒)
    • ドライブベイ:2Uシステムあたり4ベイ
    • 拡張スロット:2 x PCIe Gen5スロット(1スロットはLCキット用に確保)および1 x OCP 3.0メザニン対応

    ASUSのサーバーとサービスは世界中でご利用いただけます。詳細については、日本国内のASUS代理店までお問い合わせください。

    RS720Q-E12
  • • 汎用サーバー

    モジュール式で拡張性の高いDC-MHSアーキテクチャを採用したASUSサーバーは、シームレスな統合と最適化を実現し、最新のデータセンターや多様なIT環境に最適です。これらのサーバーは柔軟性に優れ、仮想化、コンテンツ配信ネットワーク、ウェブホスティング、コンテンツ管理システム、ソフトウェア定義ストレージ、監視、企業ITなど、幅広い用途に対応します。

    ASUS RS720-E12
    GPUアクセラレーターの最適化で最大限の効率性を実現

    ASUS RS720-E12は、GPU対応向けに最適化されており、要求の厳しいグラフィックおよび演算タスクを効率的に処理します。インテル Xeon 6プロセッサーを搭載しており、複数の処理を同時に管理できます。高速ネットワーク機能により、遅延を短縮して応答時間を向上させ、迅速なデータ転送を実現します。ASUS独自のファンバー設計により、メンテナンスの利便性が向上し、ケーブルの配線が効率的になります。さらに、最適化されたI/Oスループットにより、ボトルネックを最小限に抑え、ストレージと検索効率を向上させます。

    • フォームファクタ:2U汎用サーバー
    • プロセッサー:2 x インテル® Xeon® 6700Eシリーズ、またはインテル® Xeon® 6 プロセッサー(Pコア)、350W CPU(AC)
    • メモリ:最大32 DIMM
    • ドライブベイ:8/12/24ベイ
    • 拡張スロット:8 x PCIe 5.0 + 2 x OCP 3.0スロット

    ASUSのサーバーとサービスは世界中でご利用いただけます。詳細については、最寄りのASUS代理店までお問い合わせください。

    RS720-E12
    ASUS RS700-E12
    容易な導入と卓越した価値

    ASUS RS700-E12は、オールNVMeストレージ、マルチコアプロセッサー、大容量メモリを搭載しており、高速なデータアクセスと転送を実現し、効率性を大幅に向上させます。大容量ストレージを特長とし、迅速なアクセスを維持しながら、広範なデータ需要に対応します。インテル® Xeon® 6 プロセッサーは強力な演算能力を実現し、効率的なマルチタスク処理と複雑なワークロードの処理を可能にします。高速ネットワーク接続と組み合わせることで、RS700-E12 はネットワーク全体で迅速なデータ交換と通信を実現します。また、I/O スループットの最適化により、シームレスで効率的なデータ処理が可能になり、システム全体のパフォーマンスが向上します。

    • フォームファクタ:1U汎用サーバー
    • プロセッサー:2 x インテル® Xeon® 6700Eシリーズ、またはインテル® Xeon® 6 プロセッサー(Pコア)、350W CPU(AC)
    • メモリ:最大32 DIMM
    • ドライブベイ:4/12ベイ
    • 拡張スロット:2 x PCIe 5.0 + 2 OCP 3.0スロット

    ASUSのサーバーとサービスは世界中でご利用いただけます。詳細については、最寄りのASUS代理店までお問い合わせください。

    RS700-E12
    DC-MHSとは?

    革新的なMHSアーキテクチャが世代交代を簡素化
    ASUSにとって、お客様がサーバーのアップグレードやメンテナンスをどのように管理されるかを理解することは非常に重要です。モジュール式のアーキテクチャにより、企業は必要に応じてモジュールを追加したり削減したりすることでサーバーインフラストラクチャを簡単に拡張できます。それだけでなくメンテナンスも簡単で、個々のモジュールをシステム全体に影響を与えることなくアップグレードまたは交換できます。

    データセンターモジュール型ハードウェアシステム(DC-MHSまたはServer/MHS)は、オープンコンピュートプロジェクト(OCP)が開発した標準規格です。この規格は、従来の一体型サーバーアーキテクチャから、より柔軟で効率的なモジュール設計への移行を目指しています。この設計により、余分なコンポーネントが減り、廃棄物やエネルギー消費を最小限に抑えることができます。ハードウェアリソースをより効率的に利用できるため、旧世代から新世代への移行を合理化し、無駄のないスケーラビリティにより二酸化炭素排出量を大幅に削減します。また、DC-MHSアーキテクチャは、サーバーのライフサイクルを延長し、ハードウェアの製造や廃棄に伴う環境への影響を低減します。

    • モジュール性
      モジュール性

      ホストプロセッサーモジュール(HPMs)などのモジュール式コンポーネントの使用により、コンピューティング、ストレージ、ネットワークリソースの個別の拡張を可能に

    • 相互運用性
      相互運用性

      さまざまなハードウェア間の相互運用性を促進し、容易な統合、開発コストの削減、全体的な二酸化炭素排出量低減を実現

    • コスト効率
      コスト効率

      DC-MHSはモジュール設計を標準とし、サーバーコンポーネントの開発、統合、および検証に要するコストの削減を支援

    • スケーラビリティ
      スケーラビリティ

      拡張性の高いインフラストラクチャの導入をサポートし、特に高性能コンピューティング環境におけるさまざまなワークロードの要求に適応可能

    • 優れた柔軟性
      優れた柔軟性

      データセンターが変化する技術面および運用面の要件に迅速に対応できるようにし、俊敏性と効率性を向上